実際に通っているこども達に聞いてみると
・工作や理科など科学に関係したことが好きだから（ほぼ全員）
・学校で習わないようなことも学べるから（６年生　男の子）
・実験が好きな他校の子に会うことができて、楽しくグループ活動ができるから（６年生女の子）

といった声が聞こえてきました。
「学校」という枠を超えて、自分と同じように科学が好きな仲間と出会え、一緒に専門的に科学を学べるということが
こども達の意欲を掻き立て、このサイエンスデイズで楽しく長く学び続けている理由なのですね。

では、サイエンスデイズとはいったいどんな教室なのか。小学校低学年を紹介します。
１～３年生用のカリキュラムの中には、「スライムづくり」をはじめ「磁石を加熱する実験」や「空き缶で火をつける工作」など、普段あまり見たことがないようなものも含まれていて、カリキュラムを見るだけでもわくわくします。
サイエンスデイズでは、他ではなかなかできない実験や工作を通じて、自然科学への理解をより深めることを目的にしています。




科学実験はこどもたちにとって非常に楽しいものでも、非常に危険をともなうものも多くありますよね。
そこで低学年の子どもたちには、
1. 作業リストを読み、考え、正しい判断し、行動ができること。
2. 準備と片づけは自分で行うこと。
3. すべての作業をていねいに行うこと。
これら3つの約束を徹底しています。
この約束の意味をしっかり理解し行動することで、正しく実験しながら、自然とこどもたちに自主性が育まれていきます。

また、サイエンスデイズは実験教室だけでなく、宿題もあります。

①「算数ラボ」を通して楽しく算数を学びながら、他の子に負けない論理的思考力を習得する。
 

②国立情報学研究所の新井紀子教授が「中学生の６割がそもそも教科書を正しく理解できていない。」と指摘されていることから本を読み、読書感想文を書くことで、学びの土台を身につける。

③実験した感想を作文にすることで、実験以外での理解力や表現力、さらには文章力を身につける。



実験を楽しむだけでなはく、さまざまな視点から考えること、そしてそれらを自分の言葉で表現させることで、
科学の実験を通して、必要な教養を身につけさせていく…。
そんな実験教室がサイエンスデイズでした。